2018 09,07 18:37 |
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こんにちは。 鈴鹿市にありますカイロプラクティックとタイ式マッサージお店・なごみや の、店長きりです。 外のことは無視して、夢の世界。休憩挟んで3時間ちょいの公演が終わりました。 あー。たぶん、今、台風通過中よねー。 一旦外出やなあかんのツライーと思っていましたら、客席の各出入り口に劇場のスタッフさんが立ち、普段はない案内が始まりました。 現在の交通機関の状況、外の天気の状況、それらを鑑みて、地下の小劇場を一時待機場所として開放します、とのこと。 自然と客席から拍手が起こりました。 外に出るのは危険と、ロビーから内緒の通路を通って地下へ移動です。 通路の要所要所には、普段見かける客室案内係や売店のスタッフさんだけでなく、制服姿ではない名札だけを付けたスタッフさんが立ち、誘導してくださいます。 この公演を実施するために、また、観客の安全を守るためにこれだけたくさんのスタッフさんがこの台風の中出勤してみえるんだなぁと再確認。 秘密の通路は地下の劇場のロビーにつながっていて、見慣れた光景が広がります。 普段とちょっと違うのはロビーにもパイプ椅子がぎっしり並べられていること。 ホールの客席と、足りなければロビーもお使い下さいと、あらかじめ準備していただいています。 順番に客席に案内され、ペットボトルのお水も一人一本ずつ配られます。 このまま、交通機関が復旧するまでこちらでお過ごしください。 また、16時30分公演をご覧になるお客さまがいらっしゃいましたら、開場時刻にまた同じルートをお通りいただいて劇場へご案内いたします。 ところで、16時30分公演を観劇予定のお客さまはいらっしゃいますか? 店長を含めて9割くらいの方が手を挙げます。 スタッフさんも、ちょっと驚きながら おぉ。まことにありがとうございます。 そうなんです。オタクは、お金と時間とチケットと家族の理解があれば何度でも観たいものなのです。 そして観るたびに新しい発見と萌えがあるのです。 1回しかチャンスがなければ、それに全力を注ぐのです。 で、台風の中、来ちゃったんです。 というわけで、時間となり、再度内緒の通路を通って上へ上がります。 チケットを受け取り入場です。 3時間後。 やはり、大阪駅・梅田駅を発着する公共交通機関はほとんど運休中とのことで、でも、台風自体は通過したので復旧の見込みはあり、それまでまた地下の小劇場を待機場所としてお使いください、とのこと。 さて、店長は午後公演でお友だちと合流予定でした。 お友だちは、車で大劇場と梅田を観劇ハシゴの予定でした。 ただ、大劇場周辺は午後公演が中止になるほどの悪天候。 外に出ることができず、劇場内で待機だったそうです。 大劇場も客席とロビーを開放、カフェテリアも営業でとっても助かったとのことです。 そのお友だちが、念の為と取っておいてくださったホテルがありまして、万一の時はそちらを使ってくださいとのことでしたので店長一人でチェックイン。 その時点での梅田のお天気は曇り時々小雨。 でも、JRも近鉄も止まったままです。 とりあえず、食料をとコンビニに行きましたら、やはり商品の補充が追いついていないのでしょう、おにぎりやサンドイッチはほとんどありませんでした。 残っていたサラダと野菜ジュース、アーモンド小魚を買い込み、テレビで情報収集です。 なんか、どえらいことになっていました。 今、自分が明るくてエアコンの効いた部屋でアーモンド小魚をバリバリ頬張りながらテレビを見ているのって、ものすごく幸運なことだと実感しました。 いえね、出発を決めた時は、電車の中に缶詰めとか、最悪どこだかわからない駅で行く当てもないまま暴風雨の中降ろされるのも覚悟で、その備えもしてきましたが、テレビの中でまさにそんな感じの光景が広がっていました。 ありがたいことに、私は、たまたま運が良かったんだな、と。 そして、ありがたいことに、たくさんの人のおかげで、無事観劇でき、居場所も確保できたんだな、と。 翌朝、近鉄が復旧したことを確認し、でもJRの環状線は怪しい感じでしたので、動いていた地下鉄で一旦難波へ出て、鈴鹿へ帰ってきました。 ホームで案内してみえる駅員さんを見ながら、この人たちも夜通し頑張ってくださったのかも、と思うと頭が下がる思いでした。 あ、ちなみに、今回、こんな無茶をしましたのは、次の日のご予約が珍しく入っていなかったからです。 もし、お一人でもご予約をいただいていましたら、お客さまにご迷惑をおかけすることになりますので、観劇をあきらめていました。 そんなこんなで、いろんな偶然と幸運と、おかげさまがつまった大阪行きでした。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ PR |
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