2015 09,05 16:56 |
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こんにちは。 鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 さて、オイディプス王。 あらすじは有名なので省きますが、トップオブトップ・理事演じるオイディプスが、もう神々しくて! オイディプスは、誰も解けなかったスフィンクスの謎解きを解くほどの知恵を持っていますが、自分の出生の秘密を知らず、でも、その出生にまつわる神託に翻弄される形で物語は進みます。 自分の知恵と勇気に自信があり、また他国の王子として育っているので身分にも自信があり、臣下たちには威圧的な態度を取ることもありますが、年上の妻であるイオカステ(客席は皆知っていて、本人たちは知らないですが、本当は母親)の前では、甘えた素振りも見せたり。 その妻・イオカステを、月組さんの男役さん・カチャが、威厳と包容力をもって、受け止めたり嗜めたりしながら演じてみえます。 国の危機を救う為に神託を受け、オイディプスによって行われる先王殺し探し。 その犯人が実はオイディプス本人で、先王は実の父。その後混乱していた国を乞われて納め、娶った先王の妻が実の母。 「無知」がいろいろなタイプの「知」によって明らかにされていく様の残酷さと、それによるカタルシス。 90分休憩なしで通しの上演ですが、中だるみなく、どんどん進みます。 全てが詳らかになったクライマックス。 イオカステは錯乱し、自ら命を絶ちます。 その姿を目撃したオイディプスは、イオカステが身につけていた飾りの針で自らの目を潰します。 私、宝塚の舞台で初めて流血を見たかもしれません。 今まで、戦闘シーンや、それこそ斬られたり銃で撃たれたりのシーンをいろいろ見てきましたが、流血、しかも目からなんて初めてだと思います。 (血がにじむくらいだと、ベルばら、バスティーユの場面での負傷兵の包帯であったかな?) でも、それさえも、神々しく、理事すっげー! すっげー!すっげー!の90分を勝手に2本立てしてきました。 ベテラン専科さんと、月組さん選抜メンバー、月組さん・宙組さん研1生という珍しい混合チームでしたが、見応えばっちりでした。 チケット、無理矢理取って、良かった。 あ、肘の傷は、もうふさがりました。 ご心配おかけしました。 もう、飛び降りません。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ PR |
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2015 08,29 16:20 |
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宝塚・専科「オイディプス王」行ってきました~Ⅰ
こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 毎度おなじみ宝塚観劇ですが、実は、この公演に行くにあたり、いろいろありまして。 まず、公式の方法でチケットが取れませんでした。 友の会抽選落選。 一般発売、ネットが一時繋がって、希望日選択までは行ったものの、直後ネットエラーで再度繋がった時には完売。 追加発売、1回目は間に合わず、2回目スマホで繋がって席種選択まで行ったのに、小さい画面で操作を誤って失敗。 何度、のたうち回り、諦めかけたことか。 それでも、ベテラン専科さんと、「ルパン三世」がおもしろすぎた脚本家・小柳先生のタッグを、どうしても観たい! で、内緒の方法でチケット入手しました。 11時公演と、14時30分公演の2公演。 別々の方から譲っていただいたのに、席はほぼ同じという偶然。 次に、大阪駅でこけました。 推奨ではない乗換3分という乗り継ぎがありまして、成功すると大阪駅始発で、乗換なしで宝塚駅まで座って行ける電車があるのです。 それに間に合いたくて、階段を早歩きで上がり(環状線ホームなので人が多すぎて駆け上がることはできません)、高架通路を人をかき分けて抜け、エスカレーターを駆け下り(空いているホームなので走れます。ほんとはダメですが)、あと2~3段というところで飛び降りたら、着地に失敗してこけました。 電車は既にホームに停まっているので、大注目。 自分がこけたということにショックを受けながらも、その電車に乗らないといけないので、むくりと起き上がり、バッグから飛び出した車のキーと携帯充電器を拾い、すぐの車両は恥ずかしいので隣の車両まで歩いて乗車。 何食わぬ顔で席に着いて見たら、肘を派手に擦りむいていました。 地味に痛い…。心も痛い…。 そして、こけて起き上がって乗車しても、発車までしばらく時間がありました。次からは、飛び降りるのはやめます。 そして、食事処。 この日は、前日が大劇場・雪組さん千穐楽で、休館日。敷地内の食堂も売店もほぼ閉まっています。自動販売機まで閉まっていました。 なので、外の食事処を狙っていたのですが、目星をつけていたお店が、大劇場に合わせて軒並み臨時休業。 えええ~、と仕方なく飛び込んだお店が、えええ~という感じだったのが残念でした。 そんなこんなで、オイディプス王。 大学で習った「エディプスコンプレックス」の語源でもある物語です。 その時は、お父さん殺して、お母さんと結婚、ふーん、くらいでしたが(そんな感覚の18歳もイヤですが)、今回の観劇に合わせてNHKの「100分で名著」で予習しましたら、めちゃ深い。 ざっくり言うと、主人公の正義感と使命感によって暴き出される、主人公の首を絞める壮大な運命の悪戯。 「知」とは?「無知」とは?「自分」とは? を、90分休憩なしの一気上演です。 ~つづきます なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2015 08,28 18:19 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 雪組さんの公演は、お芝居とショーの2本立てで、お芝居が切ない分、ショーがひゃっほー!な感じでした。 幕間休憩が終わりに近づき、緞帳が上がって出てきた紗幕で、客席からは笑い声。 カタカナ! もちろん、こちらはショーが始まったら、アルファベット表記に変わりましたが、さすが、ヨシマサ先生(作・演出の先生です)。自由だ。 ショーも、全シーンが物凄い勢いで畳みかけるようにどんどん続いて、息つく間もないとは正にこのこと。 衣裳の早替わりだけでなく、セリもそんなに?と目一杯使っていて、あっちからもこっちからも登場したり引っ込んだり。 その衣装も、虫あり、海賊あり、北斗の拳あり、レーサー・レースクイーンあり、VO5あり。 ヨシマサワールド全開でした。 たぶん、あのお芝居だから、このショーなんだろうなというくらい、振り幅大きくグイグイ盛り上げていただきました。 中でも、美麗・ちぎさんの北斗の拳衣装は素晴らしく傾いてみえて(本当はカルメン)、こんな衣裳デザインできる方が、宝塚のデザイナーさんにいらっしゃるんだ~と、ワクワクしたり。 また宝塚の新しい魅力を見せていただいた感じです。 だから、やめられない、です。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2015 08,24 16:01 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 さて、今回は特に、男役・璃央じゅんさんの応援で1日は行かせていただいて、ご本人作成の登場場面ガイド付き。 まだ下級生なので、本公演ではその他大勢な役ばかりですが、背が高くていらっしゃるので、見つけやすくて、頑張ってみえるお姿をしっかり見ることができました。 新人公演では、主人公の藩の藩士役。 シリアスな場面で、しっかり脇を固めてみえました。 しかも、同じく新人公演出演のはずだった同期さんが、1週間前に休演決定。その子の代役も演じることになり、急なことで、大変だったと思います。 そして、その同期さんは、残念ながら復帰なさらず大劇場公演終了とともに退団。 本来は、前以て退団発表をして、大劇場、東京共に千穐楽でご挨拶をして、皆に見送られてというのが恒例ですが、その準備もご挨拶もないままの退団。 おそらく、体調を鑑みてでしょうが、志半ばでご本人もお辛いことだと思います。 こう思うと、本当にケガなく病気なく日々を過ごすことがなんと大切で幸せなことか。 ましてや、毎日お稽古をこなし、舞台ではお芝居・歌・ダンスをこなし、舞台裏では秒単位で動いてみえるジェンヌさんたち。 雪組さんに続き、御贔屓・星組さんの公演も、既に始まっていますが、皆さんが無事に揃って千穐楽を迎えられることを願ってやみません。 と、ちょっと、しんみりしたところで、もうお一人の鈴鹿出身・有沙瞳さん。 彼女は、通しの役で、本公演では主人公の友人の一人、農民の子役。新人公演では、主人公の正妻でもあり、吉宗の姪でもある姫役。 本公演では、無邪気に、新人公演では気位高く演じてみえました。 既に路線に乗ってみえるだけあって、さすがの芸達者ぶりでした。 しかし、以前もどこかでつぶやいたかもしれませんが、この鈴鹿から、同じ時期に(一期違い)お二人もタカラジェンヌが誕生して、しかも同じ組に所属してみえるなんて。 そんな時期に、宝塚にはまるなんて。 運命ですね。 ~次は、ショーのことを書きたいです。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2015 08,22 14:44 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 7月末に連休をいただいた神戸の石取祭も無事終わり。8月に入ってから雪組公演を、本公演3回、新人公演1回行ってまいりました。 雪組さんは、鈴鹿市出身の娘役・有沙瞳さんと、男役・璃央じゅんさんが所属してみえることもあって、そしてトップスター美麗・ちぎさん、2番手彫刻・だいもんをはじめとして本当美形揃いで、注目の組です。 で、その雪組さんで、博多座に続き日本物。 ポスター画像で息を飲み、更に制作発表のパフォーマンスですっげー! https://www.youtube.com/watch?v=YgRSQfkuV1Q 10歳の子供時代から本役さんが通して演じてみえますが、本当に子供に見えるのです。 製作発表では、トップコンビと2番手さんの3人だけでしたが、実際の公演では、わらわらと子供たちが。 中には身長175センチの男役さんもみえますが、ちゃんと子供に見えるのです。 カツラや衣裳、姿勢、動き方、喋り方で、ここまで表現できるのか、とビックリ。 そして、その子供たちが成長して30代前半くらいまでを演じてみえます。 不思議なもので、背もだんだん伸びていくようにも見えます。 物語は、もう辛い辛い。 藩主の側室の子と、領地の農民の子たちが出会い、それぞれが子供ながらに苦労していて、その中で星読み(天体観測)を楽しみに友情や恋を育んでいくのですが、主人公の腹違いの兄である藩主の長男急死で主人公は嫡男として江戸へ。 そこで将軍・吉宗に目を掛けられ、吉宗の姪を妻に迎え、幕府の重役として享保の改革を進める一方、故郷では飢饉が起こり、友たちは一揆の計画を立てている。 それぞれが自分の立場や、守るべき仲間や思いに悩みながら、でも必死に生きている様子が、隠されないけれど、美しく表現され、すみません、はらはらとずっと泣いていました。 皆がお互いに優しすぎて、それでもなお主人公の「ならぬものは、ならぬ」という苦しい一言で、友同士は対立の道へ。 これは、もう避けられなかったんだろうな、という納得の描き方で、でも、主人公はなるだけ多くの命を救おうと責任を取り。 全てが終わったと思わせて、舞台は皆の子供時代へ。 これは、反則!泣くしかありません。 まさに、「あの頃は良かったなぁ」状態で幕でした。 ~つづくかな? なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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