2017 05,08 18:52 |
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こんにちは。 鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 マクシミリアン・ロベスピエール。 一生の中で、取り上げる時期によって大きく印象や評価の変わる人物の一人です。 歴史の舞台に登場した当初は、理想に燃える心優しき革命家。 ベルばらに登場したころです。30歳手前くらい。 晩年(とは言っても享年36歳)は、理想に燃える冷酷な独裁者。 スカピンの時代ですね。 自由で平等な社会を目指して起こした革命。 その革命を維持するために必要なのは、反革命思想者の粛清。 ただ、その粛清が行き過ぎたため、最初はロベスピエールを支持していた民衆や仲間の議員たちも、だんだん彼を疎ましく思うようになります。 と言いますか、「疑わしきは処刑」なので、いつ自分が処刑されるか、密告されるか疑心暗鬼になってしまうんですね。 実際、ロベスピエールは同じ派閥の議員でも、意見が合わないグループをギロチン送りにしてしまっていました。 あと、人道的とはいえギロチンによる公開処刑は、民衆にとって日頃の鬱憤を晴らす娯楽。 それでも、毎日のように大勢が処刑されているとさすがに飽きてきます。 かなり勝手なことですけどね。 そして、ついに反ロベスピエール派の議員たちにより、ロベスピエール一派の逮捕が決議され、逮捕。簡単な裁判を経て次の日に処刑です。 当時、裁判はあり得ないくらい簡略化され、被告人本人の申し開きは認められない上に即時即決だったようですが、そんな裁判のやり方にしたのは、ロベスピエール政権でした。 それが、1794年7月。 Ⅰで、このお芝居の舞台は1794年と書きました。 御衣裳の感じから、季節はおそらく春から初夏にかけてくらい。 スカーレットピンパーネル団が物語の大きな目的を成し遂げた直後には、ロベスピエールは失脚しています。 この流れを知っていると、カイちゃん演じるロベスピエールが銀橋で歌う「ロベスピエールの焦燥」に泣けてくるのです。 うんうん、そうだよね。 私利私欲じゃなくて、みんなのために、フランスのためにやってるのに、なんでわかってもらえないんだろうね。 ギロチンに送りすぎたんだよ。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ PR |
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2017 05,04 16:30 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 スカーレットピンパーネル。 これって、コメディ要素の強い冒険活劇でいいんですよね? 密告とか、拷問とか、処刑とか、虐待とか、シリアスな場面も続く中、主人公パーシー役の紅さんがばんばんアドリブを突っ込んでくるのですが、初見は笑っていいのかいけないのか迷いながらの観劇でした。 さて、今公演で、雪組さんから組替えしてみえた、鈴鹿市出身の有沙瞳さんは、準ヒロイン役で登場です。 ちょっと気が強くてしっかり者な役どころ。 劇中では、ヒロイン・マルグリッドの親友、兼デザイナー、兼マルグリッドの弟の恋人ですが、実在したマダムタッソーがモデルになっているようです。 マダムタッソーは蝋人形作家として有名な方ですが、マリーアントワネットやルイ16世のデスマスクを作ったという逸話も。 デスマスクって、本体から型を取るらしいのですが、ということは、ギロチンにかけられたマリーちゃんの首からも…? 実際は、王党派の疑いで逮捕され死刑を待つ獄中で、革命政府にギロチン犠牲者のデスマスクを作らされていたようです。 彼女は、ルイ16世の妹・エリザベートの蝋人形教師として王族と交流があり、ベルサイユ宮殿内に住んでいたこともあるらしいので、技術を認められ、生き延びるためとはいえ、その心中やいかに。 実在のマダムタッソーは、革命期そんな状態ですが、今作品の中では、恋人を前線で支えたり、救出された王太子をかくまったり、幸せに大活躍です。 ヒロインや他の女性陣が、夫や恋人の秘密を知らされず悶々としている中、彼女はかなりいい立ち位置だと思います。 そして、瞳さんご自身も、新人公演ではヒロイン役。 雪組さんでも新公ヒロイン、別箱ヒロインを経験されていますし、歌もお芝居も所作もかなりのレベル。 これは、もしかして、初の鈴鹿市出身、トップ娘役を期待してもいいのかも…! ~つづくかも。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2017 04,28 15:26 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 宝塚の大劇場では既に千穐楽を迎えられましたが、3月から4月にかけて新生星組さんの「スカーレットピンパーネル」を5回ほど観劇してまいりました。 時代は、店長が大好物のフランス革命期。 けれど、民衆が自由・平等・博愛を求め、理想を抱いて戦い、オスカルが「フランス…ばん、ざい」と息途絶えた1789年から大きく様変わりした5年後の1794年。 ロベスピエール率いる革命政府が恐怖政治を行っている真っ只中です。 「ベルばら」から興味を持ち、でも、調べれば調べるほど血生臭くて惨たらしい様子にイヤになることもしばしばですが、それでも物語の題材として魅力的なフランス革命。 おそらく、人間の欲と理想がごっちゃになってものすごいエネルギーに溢れている様子と、反面教師的な面が惹きつけられる要素なのかなぁと、最近分析しております。 ただ、この時代、恐ろしい数の人が、短期間で処刑・虐殺されています。 正しいかどうかは別にして大義名分や恨みがあると、人はここまで残酷になれるのかという、店長の永遠の研究テーマでもあります。 そして、今回の公演では、資料を調べまくって生まれ変わり型役作りをするカイちゃんのおかげで、ロベスピエールに感情移入しながらもツッコミも入れまくり。 理想を追い求めてフランスのために頑張っているのに、何故みんなわかってくれないの? (うん、理想を維持するために、ギロチンかけすぎだよね。) さて、この時代、大活躍するのが、斬首刑の執行道具・ギロチン。 作中では革命の象徴として「マダム・ギロチン」なんていう壮大な曲まであります。 もとは、それまで見せしめ・見世物要素が強く、残酷極まりなかった死刑の方法から、受刑者の尊厳を守り、また諸々の負担を減らすために考案・導入された人道的配慮が盛りだくさんな道具です。 ただ、言い換えると、受刑者や、死刑執行人の負担が少ない分、周りの罪悪感も少なく、また、それまでより簡単に死刑の執行が行えてしまうため、気軽に死刑判決が行われる一端になってしまい、恐怖政治を呼んでしまったのではないかとも思います。 あ、あと、裁判が非常に簡略化されたので、疑わしきは即・処刑。 貴族という理由だけで反革命の疑いをかけられ、ギロチンにより処刑される人々を海を越えて救いに来る、謎の義賊・スカーレットピンパーネルがこの物語の主人公です。 ~つづきます。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2017 04,17 12:33 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 東京行きで、別の日ですが、もう一つ詰め込んだのが、早野龍五先生の写真展「之圖。」 早野先生は、この3月に定年退職された、元・東京大学の教授です。 東日本大震災直後に、Twitterでのリツイートで知り、それから一方的にゆるーくファンになりました。 あまり難しいことはわからないのですが、いろんな情報がセンセーショナルに飛び交う中、淡々とした先生からの情報は信頼できるという直感からでした。 また、震災関係のことや、放射能関係のことばかりでなく、合間にカタカナでつぶやかれる日常から、お洒落で粋なお人だということも伝わってきました。 会場は、六本木ヒルズ近くのビアレストラン・アウグスビアクラブさん。 http://www.augustbeerclub.jp/ 地図を見たら、秋にお邪魔した沖田家菩提寺・専称寺と同じ通りでしたので楽勝やん、と勇んで行きましたが、またもやヒルズ内で迷い、出たところにみえたテレビ朝日の警備員さんに助けていただきました。 店内の壁一面に、先生が今までTwitterにあげてみえた写真が並んでいます。 写真を見るだけでも入店できますが、店長はせっかくなので遅めのランチをいただきました。 ただ、ビールが苦手なのと、アルコールに弱くてすぐ真っ赤になるので、飲み物はフルーツジュース。 ピッツアがおいしくてうれしかったので、デザートにアフォガードもいただきました。 そして、これがしたかった、早野先生への献麦酒。 もちろん、先生はいらっしゃらないので、お店にお代を預けてですが、夜、Twitterを見ましたら、先生がお店で「献麦酒いただきます」とおっしゃっていたので、あぁ、私からのも召し上がっていただけたかな、と。 お会計時に、スタッフさんに「先生とお知り合いですか?」と訊かれましたが 「いえいえ、一方的にTwitterでファンになりまして。でも、何度も救われました」と。 やはり、全国から、そんな方がたくさんいらしてるそうです。 もう一度沖田さんのお墓にもご挨拶して、有楽町へ戻ってきました。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2017 04,15 11:35 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 今回東京まで行くなら!と、この直前に発売されたベルばらコラボ限定パッケージの「Bitte」というお菓子を探すという目標もありました。 http://cp.glico.jp/bitte/aino-bittestyle/ 田舎より、都会の方が流通が早くて多いだろうという目論見です。 けれど、コンビニやスーパーを見かけるたびにチェックしても、お目当てのBitteは見つからず…。 Bitte自体が取り扱いがないか、あっても通常パッケージか。 都会なのに~、首都なのに~、と諦めかけて、有楽町へ戻るために池袋駅へ向かっていましたら、すんごい狭い店内に、お菓子がぎっしり、お客さんもぎっしりなお菓子屋さんを発見。 商品を探す列と、レジに並ぶ列が一緒な状態の店内に希望を抱いて突入です。 ありました! 限定パッケージは、箱で全6種類。 中の個包装は全12種類。 とりあえず、外箱をチェックして、全6種類を抱えます。 お会計。 を持って、有楽町へ移動し、コラボコンサートです。 そして、夜行バスで帰路です。 後日談としまして、次の週に宝塚大劇場へ行きましたら、売店にこちらの商品がずらーっと並んでいました。 うん。まあ、そうだよね。 また買いましたけどね。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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