2016 09,30 18:45 |
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こんにちは。 鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 今回ご紹介するのは、犬養毅さんです。 星組のホープ・麻央侑希さんのお役です。 お芝居の幕開けは、五・一五事件。 昭和7年のこの日、武装した海軍の青年将校たちが総理官邸で、内閣総理大臣・おじいちゃん犬養毅を暗殺します。 将校たちが口にする「昭和維新」という言葉に反応し犬養は明治維新のことを話始めようとしますが聞く耳持たれず、「話せばわかる!」の言葉を最後に撃たれてしまいます。 え?麻央くん、もう退場? 物語の紹介をするように息も絶え絶え語りながらセリで下がっていきます。 え?ほんまに?麻央くん。 と、ちょっと混乱しつつも入れ替わりで登場した、みっさま演じる中村半次郎の殺陣の素晴らしさと、そこから始まる壮大なオープニングに、すみません、麻央くんのことも犬養毅のことも忘れました。 次に麻央くんが登場するのは、時代は戻り、明治初期の帝都・東京。 ここで、若い新聞売りとして活躍しています。 な~んだ、二役か。 と思っていたら、この新聞売り、ただものではありません。 陸軍の山縣有朋にたてついた元・会津藩士を機転を利かせて助けたり、西南戦争に従軍記者として参加し、戦況を「越すに越されぬ田原坂」と呟きながらメモしたり。 もしかして、この若い新聞記者って、おじいちゃん犬養毅とつながってる? で、初回観劇日の帰宅後、調べました! 同一人物でした! 犬養毅は、20代前半の頃、慶應義塾に在学中に新聞社の記者として西南戦争に従軍。 元・士族を集めて結成された、政府軍の抜刀隊が「戊辰の仇!」と叫びながら薩軍に突撃したという記録は犬養の取材によるという説もあり。 だから、劇中あんなに元・薩摩藩士と絡ませてたのね~。 抜刀隊、めちゃ「戊辰の仇」叫んでたし。 あと、公式の配役をちゃんと見たら、書いてありました。 配役多すぎて、途中で記憶が飛んでいました。スミマセン。 そして、西南戦争が終わり、おじいちゃん犬養毅再登場。 暗がりの花道をよろよろと歩いて登場し、ピンスポットのもと「維新とはなんだったのか?」と問いかけ、ひとしきり語って、暗がりの花道をまたよろよろと帰っていきます。 あ、ここは、セリじゃないのね。 でも、ちゃんとおじいちゃんの動きね。っていうか、まだ絶命していなかったのね。 今回、実在して、なおかつ長命だった登場人物が多いので、いろいろ調べると、現在も活躍してみえる著名人とのつながりがけっこう見つかります。 あの時代が、それほど昔のことではないんだなぁ、つながっているんだなぁと感じる瞬間でもあります。 ~次回は、どの人かな? なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ PR |
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2016 09,16 15:51 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 主人公・桐野利秋は洒落者としても有名で、西南戦争で戦死時も、その遺体から香水の香りがしていたという逸話があります。 お芝居の中でも、その香水(パルファン)は重要な小道具になってきているのですが、これが店長は気になって気になって。 予習の段階で、フランスのゲランかも、という情報は得ていたのですが、みっさまご本人からゲランの初期のもの、という情報をゲット! しかも、該当場面では、その香水をつけてみえると。 さらに、一回だけ観劇した旦那さまが、お芝居の客席出で、みっさまが目の前を通るお席だったのですが、「なんか、いい匂いしてた」と言うので、ますます興味がわき探しました! うちの旦那さま、香りにはとても敏感で、一般にいい香りとされる香水でもダメなものには激しい拒否反応を示して、しかもそれが多いのですが、その子が「いい匂い」と言うのだから、間違いないだろうと。 そして行き着いたのが、ゲランの「オー・インペリアル」 ゲランの創設者が、ナポレオン三世の皇后に献上していたく気に入られ、皇室御用達になった香水とか。 香りの歴史的には不思議ではないのですが、ゲラン創設者は薬剤師で、この香水は頭痛薬として調香されたそうです。 香りは、とにかく柑橘系! レモン(ミカン科)、ベルガモット(ミカン科)、プチグレイン(ミカン科であるオレンジの葉からとれる精油)、ネロリ(ミカン科の花)から成る香りで、うん、お洒落なミカンだね。 分類としては、フローラル・シトラスになるようで、ネロリが花なのでフローラルの要素がないわけでもないのですが、実際に香りを嗅ぐと、シトラス!柑橘!フレッシュ! 劇中で、けっこう皆さん、香水の瓶を鼻に近づけて深く香りを嗅ぐしぐさをされたり、桐野さんに至ってはバシャバシャ軍服にかけたりしているので、はじめは、え?そんなに?と思っていましたが、これなら、それぐらいしても大丈夫な香りです。 で、実際に、劇中の香りを体感した旦那さまに吹き付けて検証してみました。 「どう?これ?」 「これ?かなぁ?」 「え?」 「近いような気もするけど、もっと、フローラルが強かったような…」 結論としては、きっと、みっさまご自身がフローラルで、それプラス、シトラス、ということで。 ちなみに、最古のオーデコロンと言われるドイツの「ケルンの水」。 こちらは、オー・インペリアルの香り組成、プラス、ラベンダー(シソ科)とローズマリー(シソ科)で、似ているのですが更に清涼感がプラスされます。 4711という商品名で今も販売されていて店長も持っているので、試しに旦那さまに嗅がせたら… 「あ!こっちのが、みっさまに近い!」 まじか~。 ~つづくかな? なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2016 09,01 16:38 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 約一か月半ぶりの更新でございます。 この一か月半の間に、祭があり、実家のごたごたがあり、そして宝塚観劇が無く… 一昨日、一か月半ぶりに大劇場へ、星組さんトップコンビ卒業公演になる、この公演を観劇に行ってまいりました。 卒業公演ということで、お芝居もショーもバトンタッチとか、時代の流れとかを前面に押し出していて、全力で泣かせにきていましたので、店長は全力でのっかって、オープニングから号泣でございました。 それらについては、ネタバレにもなりますので、置いといて、ちょっと明治維新についてのつれづれをば。 お芝居の主人公は桐野利秋。 これは、明治維新後の名で、元は中村半次郎。 下級武士ではありますが薩摩藩士で、後に陸軍少将にまで出世します。 さて、店長は小学生の頃からの新選組ファン。 正直なところ、薩長土は敵です。 ましてや、薩摩は最初幕府側だったのに途中で寝返って、更には錦の御旗をでっちあげて幕府側を賊軍に仕立て上げよるし。 ただ、最近はちょっとオトナになって、時代の流れや背景、各個人の想いなどは汲めるようになってきました。 そんな中、次の星組さん公演でみっさま演じるのが薩摩の人斬り半次郎と知り、しかも、それが卒業公演。 なんとか、薩摩を好きになろうと予習しました! ダメでした! でも、中村半次郎という人は、武士の中でも低い身分のため農業をしながらも剣術を身につけ、義と勇気を以て、時代の流れにのり、そして流されて散りました。 あら、やだ。いい感じじゃないですか? ~つづきます(たぶん) なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2016 07,21 18:48 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 ベニー先生にダメ出しされ引っ込んだミッチェルが再登場では、マタドール姿で究極のエンターテイナーに変身し、一気にラテンナンバーに流れ込みます。 ここで、かなり大人数の客席降りがあります。 ある日の店長は、11時公演上手通路横席、15時公演下手公演通路横席という素晴らしい席運で、もちろん、より端っこの通路なので下級生さんばかりなのですが、ここぞとばかりに目が合うジェンヌさんとハイタッチしまくり。 そして、終演後必ず香りを確認するのですが、上手はフローラル系、下手はウッディ系の香りが強く残っていたという、どうでもいい情報をここにお伝えします。 そのまま中継ぎで、女神さまからマタドールへ変身した帰国子女のまさこさまと、ハーフのマギーさんが英語歌詞で一曲披露し、舞台は壮大なる102人ロケットへ。 星組子と初舞台生が揃う、この大劇場での公演でしかみられないシーンです。 もちろん、店長、泣いています。 さらに、舞台はみっさまの弾き語りに。 クリスタルピアノを弾きながら、高らかに歌い上げるのですが、その歌詞に、店長号泣。 続いて、組子によるゴスペル調アレンジの同じ曲にも店長の嗚咽は続きます。 ほんまに、これ、退団公演並みの内容やで。 って思いながら迎えた大劇場千穐楽の翌日に、退団発表を受けた店長の心中、皆さまお察しください。 でも、本当に盛りだくさんで、楽しい楽しい公演でした。 この次に、バウホールでのコンサート形式の公演。 トップさんは、退団発表→ディナーショー→退団公演の流れが一般的ですが、みっさまは、お値段を抑えてキャパを広げて、より多くのお客さまに楽しんでいただきたいとのことで、この形に。 こちらも、客席参加型で、終始笑い声や歓声が起こる公演でした。 そして、8月末からはいよいよ退団公演。 日本物お芝居と、王道レヴューショーの二本立てです。 通います。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2016 07,11 18:36 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 初舞台生が銀橋を渡り、はけていくと、その流れを受けてストーリー仕立てのショーが始まります。 一流のエンターテイナーになることを夢見て田舎から出てきた、みっさま演じるミッチェル。 タップダンスは得意ですが、ダンス、歌、ファッションセンスどれもダメな上に、空気も読めずオーディションをぶち壊しに。 落ち込むミッチェルのもとに、まさこさまとマギーさん演じる女神さまが、レッスンを受けさせてあげようと登場しますが、まずデカい!めちゃ美人なのですが、まさこさまに至っては元の身長178センチにハイヒール+ウイッグ+飾り帽子なので、もしかすると2メートル弱? いろんな意味でビビりながらも、ダンス、歌のレッスンを受けて合格し、最後は「男の美学」。 二番手・紅さん演じる、どっちかわからないベニー先生のお題で登場したのは、懐かしのジョンソン先生! いえ、店長も映像でしか拝見したことないのですが、かつて花組さんで上演された「オーシャンズ11」でみっさま演じるキャラが得意とした変装の一人。 が、伝説となるほどの名(迷?)演で、店長はオンデマンドとDVDで2パターンを確認し、更にほぼ日替わりの、そのアドリブレポをネットで探し回ったことがあります。 もう一つ言えば、今がんばっているミッチェルも、前作「ガイズ&ドールズ」の東京新人公演に、異例のトップ&2番手特別出演で、サラの妄想シーンに登場した赤ちゃん。 本公演では、お人形でしたが、新人公演ではみっさま演じる、でっかい赤ちゃん”ミッチェル”でした。 さて、アドリブが得意なみっさまと紅さんのやりとりですから、毎回、客席もこのシーンになるとワクワク。 ジョンソン先生は御年106歳で、孫・曾孫を引き連れていろんな高齢者あるあるや、時事ネタを披露し、ベニー先生も見事に応えます。 といいますか、杖をついてジョンソン先生を演じている間、ずっと腰を曲げ、がに股膝をカクカクプルプルさせているのが、お見事! ~つづきます なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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