2017 12,09 13:41 |
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こんにちは。 鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 新生雪組さんがロベスピエールを題材にした御芝居を上演するということで、演目発表の時点から配役が気になっていました。 特に、誰をヒロインに持ってくるのか。 史実ではロベスピエールは生涯独身で、そのまじめさと清潔さから女性に人気はあったけれど、あまり浮いた話はなく。 議員時代の下宿先の長女との関係が数少ない逸話の一つにありますが、ちょっとインパクトに欠けるような。 まず、演目が発表され、トップスターさんの役が発表されます。 次に、相手役であるトップ娘役さんと、場合によっては二番手男役さんの役が発表されます。 「マリーアンヌ」 誰?それ? とりあえず、店長の脳内検索をかけますが、挙がらず。 下宿先の子じゃないし。 っていうか、すんごいありきたりな名前だと思う。 続いて、今は便利な世の中で、Google先生に検索をお願いすると、すぐに調べてくれます。 一番に挙がったのは、シャルロット・コルデー。 本名、マリー=アンヌ・シャルロット・コルデー・ダルモン。 ロベスピエールと同じジャコバン派のマラーを暗殺した女性です。 その美貌から「暗殺の天使」とも呼ばれました。 もう一人は当時、死刑執行を取り仕切っていたサンソン家四代目当主であり、ロベスピエールの処刑にも関わったシャルル・アンリ・サンソンの奥さん。 でも、こちらは、そのころ結構なお歳になっているはずなので、却下。 ほほう、暗殺の天使か~。 しばらくして発表された先行画像でもナイフ持ってるし。 スミレコードの中で、マラー暗殺のシーンはどう来るかな~。 と、旦那様と盛り上がっていたら、その後発表された全体の配役ではマラーがいない。 マラーの暗殺を描いた画家のダヴィッドはいる。 何故か、マリーアンヌの家族と恋人がいる。 ??? そして、作・演出の生田くんから衝撃の事実が。 「マリーアンヌは、架空の人物です」。 一応、シャルロット・コルデーと、もう一人ロベスピエールの暗殺を企てた女性がいるらしく、その2人を主にモデルにしているとか。 で、結婚していた革命家も多い中でロベスピエールが独身を通したことには訳があるのではないか、という着眼からお話を作っていくと。 ほほう。 ところで、このマリーアンヌを演じるのは、だいもんと一緒にトップ娘役に就任した、きぃちゃん、こと真彩希帆さん。 正直に言います。店長は、この子が苦手でした。 お歌はすんごく上手なのですが、上手すぎて面白味に欠けるのと、あと、押しが強すぎる。 なんというか、組んだ男役さんを食う勢いと言いますか。 雪組さんに組替えしてみえて、御芝居一作目は別の男役さんと組んでみえたので相変わらず食ってしまう勢いだったのですが、だいもんとは相性がすごくいいのです。 だいもん自身が、ものすごいパワーで舞台に挑むタカラジェンヌさんで、だからこそ店長はみっさまに次いで好きなのですが、そのパワーにきぃちゃんは釣り合っているのです。 ただ、宝塚によくある、男役に寄り添う娘役という図式では今のところ、無いです。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ PR |
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2017 11,27 18:48 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 「清廉の人」ロベスピエール。 私利私欲ではなく、ただ純粋にまっすぐに理想の実現のために、それが国のため、人のためになると信じてつき進む。 そして、その理想が、その方法が受け入れられない他人が受け入れられない。 「革命の大天使」サンジュスト。 ロベスピエールを崇拝し、彼の理想のためならなんでもする。 ロベスピエール大好き。 「暗殺ヒロイン」マリーアンヌ。 革命のために家族と恋人を失った貴族の令嬢。 革命を象徴するロベスピエールに復讐するために近づくが、次第に惹かれあう。 2階席から2回観劇した段階での印象は、サンジュストとマリーアンヌがロベスピエールを精神面も含めて引っぱり合いをしている感じ。 そして、この2人がロベスピエールにとっての光の部分と影の部分をその時々で表している感じ。 最初はサンジュストが革命の栄光に向かっている光。 (とは言っても国王裁判・処刑から始まるので既に迷走は始まっていますが) マリーアンヌは、ロベスピエールに、革命に死をもたらそうとする影。 ロベスピエールと出会い、その清廉さに共に革命を見守りたいと心を開くマリーアンヌの光。 けれど革命は理想とは違う方向へ動き始め、迷うロベスピエールをより深みへといざなうサンジュストの影。 マリーアンヌが光に転じて、でも世の中はどんどん不穏になっていく過程で、彼女の出番は一旦ぷっつりと途絶えます。 ロベスピエールは、その光を求めながらも革命を守るために恐怖政治を強化していきます。 「徳なき恐怖は忌まわしく、恐怖なき徳は無力である」 悩みながらも自らを納得させるがごとく恐怖政治に意味づけをして、より強化した政策を行い、かつての盟友たちも処刑していきます。 そして、苦悩するロベスピエールに反し、この段階のサンジュストがとっても嬉しそう。 一見、権力の頂点に達したかと思われるロベスピエールの中では、自分自身への猜疑心が膨れ上がり、そんな時、再び彼を暗殺しようと現れるマリーアンヌ。 2回目の暗殺も未遂に終わります(1回目は2人が出会った直後に行われますが、ロベスピエールがそうとは気づかぬまま未遂)。 逮捕され連行されていくマリーアンヌに縋ろうとするロベスピエール。 ロベスピエールにとってマリーアンヌは恋愛の対象というよりも、分身のような存在に見えます。 客観的に見れば、サンジュストの方がよっぽど分身ですし、おそらくサンジュストはそれを自負しています。 けれども、ロベスピエールが追い求めるのはマリーアンヌの存在。 そのマリーアンヌに命を狙われ、引き離されたロベスピエールはそのままテルミドールのクーデターにのみ込まれていきます。 牢獄で邂逅し思いをぶつけ合うマリーアンヌとロベスピエール。 そして、2人はそれぞれの運命へ。 おそらく、この時点でも、ロベスピエールにとってマリーアンヌは光であり、光であってほしい存在。 だからこそ、そっと背中を押して、自分とは違う路へ送り出す。 この時の、だいもんの、あ、違う、ロベスピエールの表情がなんとも言えないくらいいいんです。 さらに、くるりと向きを変えて、かつての盟友たちが待っているであろう路へ歩き出す。 行先は違うけれど、2人はそれぞれのひかりふる路へ。 おぉ!なんとか、まとまりました! なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2017 11,16 18:53 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 先週から、新生雪組さんの本拠地御披露目公演が始まっております。 新トップさんは、店長が初めて愛称で覚えたジェンヌさん、「だいもん」こと、望海風斗さん。 ね?けっこうインパクトの強い愛称でしょ? 憧れと生真面目さと純粋さが魅力のトップさん。 みっさまに次いで、トップ就任が嬉しいジェンヌさんです。 だいもんが演じるのはマクシミリアン・ロベスピエール。 星組さんの「スカーレットピンパーネル」の時にも触れましたが、ピックアップする時期によって評価が激しく分かれる人物です。 理想に燃える心優しき革命家から、独裁政治を行う人類初のテロリスト(恐怖政治家)へ。 ロベスピエールを中心に、フランス革命の理想と現実を、こんなはずじゃなかった感満載で、脚本家の生田くんが描き、だいもん率いる雪組さんが見事に演じます。 初回は2階B席だったので(正攻法では全然チケットが取れず…)、まぁ全体が見れればいいや、という軽い気持ちでしたが、オープニングから一気に持っていかれ、いろんな登場人物に感情移入しまくりで、もう大変。 さらに予想通り、生田くんがいろんな演出をぶっこんできて、しかも全てに意味があるので片時も目が離せず。 というか、目が足りない。 舞台セット、めちゃ動くしー。 とりあえず、開演前に現れる、この紗幕も本編で大活躍。 残り2階B席1回、1階S席1回、SS席2回控えておりますので、さらに深めつつ追々感想をば。 本音を言えば、2階S席からと1階A席からも観てみたい。 贅沢を言えば、大劇場以上にチケット争奪戦な東京でも観てみたい。 でもスケジュールの空きと、チケットがない… なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2017 11,12 12:08 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 みっさまこと、北翔海莉さんの宝塚卒業後の初・ミュージカル、”パジャマゲーム”。 主演です。 女性の役です。 在団中も公演やお稽古や勉強で動き続ける方でしたが、卒業後もほぼ休みなしでディナーショーやコンサート、トークショーなどを精力的にこなしてみえます。 そして、今回のミュージカル。 ただ、心配事がひとつ。 宝塚に慣れてしまった店長が、男性キャストもいる舞台を受け入れられるか? ですが、このパジャマゲームは大丈夫でした。 おそらくキャストの皆さんのレベルが高いことと、セクハラ的な演出がなかったせい。 セクシーとセクハラは違いますからね。 演出と言えば、けっこう大きな舞台セットをキャスト自身がぐるんぐるん動かし、さらにその上でも同時進行でお芝居がなされるという、本当に緻密な計算のもと全員の息が合っていないと事故が起こりそうなレベルのことが軽々と行われていました。 それを、みなさん、演技をしながら、踊りながら、歌いながらこなしてみえて、それもスゴイ、なと。 お稽古の段階から、SNS等でキャスト本人からの情報が流れてきましたが(みっさまはSNSやらない宣言済みなのでゲスト出演のみ)、お稽古も舞台本番も本当ハードで、でも、皆さん楽しくて仕方がない!という感じ。 みっさまの相手役が、大河ドラマ「真田丸」での関白・秀次公だったのも、個人的に知っている俳優さんで一安心。 あと、叔父上もみえました。 ラブシーンも、正視できるかしら?と心配でしたが、流れが自然だったのと、(お芝居の上でですが)二人ともが目茶苦茶幸せそうだったので、反対に、このカップルで良かった、とも。 なんだかんだで、見ごたえのある幸せなミュージカルでした。 みっさまも女優デビュー作として幸先の良いスタートだったと思います。 ちょっとワガママを言うなら、もっとみっさまがかわいく見えるライティングをしてほしかったな、と。 宝塚の時は気にならなかったので、たぶん、やり方だと思います。 光の当て方で、印象って本当変わりますからね。 さて、来週からは、また宝塚観劇に戻ります。 メインは、新生雪組さんの御披露目公演。 で、年内最後の自由に動ける火曜日に東京へみっさまディナーショーに行き、餅屋の嫁に戻ります 今年もあと一か月半。 良い納めになりますように。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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2017 10,28 16:24 |
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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。 さて、世の中は台風で不要不急の外出は控えてくださいと忠告が飛び交う中、「ごめんなさい。私たちには必要なんです」と、高速をひた走ります。 市をまたぐたびに、スマホから各市のエリアメールが鳴り響きます。 でも、意外と高速道路を走っている他の車も多いんですよね。 速度制限がある中、目の前に大阪行きの高速バスが現れました。 これについていったら大阪へスムーズに行けますやん、と喜んだのもつかの間、バスはぐいぐい他の車を追い越して、あっという間に目の前から消えました。 こんな天気で追い越しなんて無理ー! というわけで、ナビに従いゆっくり安全運転で参ります。 吹田で高速を降り、下道へ。 下道と言っても、低いところと高いところをほぼ同じルートで道路が通っていて(伝わります?)私たちは高いところを。 さすがに交通量が少なくて、おかげさまで、雨で車線が全然見えずふらふらしてもそれほどご迷惑をおかけすることもなく。 それでも、自分の緊張状態がわかりやすく、インターを降りた時点で心拍数が一気に上がり、目的地に到着した時には喉がカラカラでした。 目的のイベントにはギリギリ間に合い、さぁ、帰り道。 見事な暴風雨でした。 横風にハンドルを取られそうになるのを必死に抑え、肩から腕の筋肉がパンパンです。 道路も波打ってますし。追い越しトラックには水をかけられまくりますし。 でも、2年前、一人で嵐の中を走ってきた時に比べれば、まだマシです。 なにより、お隣にお友だちがいて、一人じゃない! ただ、そのお友だちをお家へ送る地元の道が冠水してまして…。 中継車と後援者の車がわんさと停まっている選挙事務所の目の前で、これ水中で止まったら議員さん助けてくれるかな~?とザバザバ渡ってきました。 なにはともあれ、なんとか無事行って帰ってまいりました。 また変な経験値が増えましたが、次はもう勘弁こうむりたいです。 なごみやは、こんな店長が営業しています♪ ☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/ |
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